UWT HSS TTLコンバーターNIKON
カメラの発光信号をホットシュー経由で外部ストロボに伝達し、NauticamのNikonフルサイズ一眼レフ、ミラーレス用ハウジングでTTL調光またはマニュアル発光が可能となります。
TTL調光
本製品に対応したストロボで、TTL調光を行うことができます。
・TTL 調光は、ご使用の機材 ( ストロボ、レンズなど )、撮影条件 ( 撮影距離、絞り、感度、被写体など )によって露出差が生じる場合があります。まずは、カメラのISO感度は400~800、マクロ撮影の場合は200~400に設定します。レンズのセッティングは、広角撮影の場合は絞り値 F8 ~ 16、マクロ撮影の場合は絞り値16~22 に設定しお試しください。撮影結果により、感度や絞り値を調整してください。
・TTL調光補正は、外部ストロボ側またはカメラ側で調光補正ができます。
・2灯の外部ストロボを使用する場合は、ハウジング側のひとつのコネクターにシングルタイプの光ファイバーをそれぞれ接続してください。
マニュアル発光
マニュアル発光は、2通りの方法で行うことができます。
1.オートFPモード
「オートFPモード」でのマニュアル発光は、2通りの方法があります。カメラのシャッタースピードは、同調スピードより速く設定しないでください。
1)ストロボはTTL、光量補正「0」の設定のまま、カメラを「オートFP」に設定すると、TTLコンバーターは自動的にマニュアルモードに切り替わります。ストロボの発光量は、カメラ側の「ストロボ調光補正」で補正値を設定することで(-3段~+1段)の間で調整することができます。
2)ストロボをM(マニュアル)モードに設定します。この場合の発光量の調整は、ストロボの調整ダイヤルで行います。
2.TTLコンバーターのマニュアルモード
TTLコンバーターのチャンネルを「0」にセットします。発光量の調整は、ストロボ側で行います。
HSS(ハイスピードシンクロ)
本製品のHSSモードに対応したストロボで使用することができます。カメラ側を「オートFP」にセットし、ストロボ側をHSSモードにセットすることで、シャッタースピードを1/8000まで使用することができます。発光量の調整は、ストロボ側で行います。
対応ノーティカムハウジング
NA Z5II/Z6III/Z8/Z9/Z7II/Z7NA D850/D6/D780
対応ストロボ
SEA&SEA:YS-250、YS-D1、 YS-D3 Mark II、 YS-D3 DUO、YS-D130R
INON: Z-240,、D-200、 Z-330、S-220
対応光ファイバーケーブル(検証済)
Nauticam NA ユニバーサルオプティカルファイバー
Nauticam NA ユニバーサルオプティカルファイバーL
SEA&SEA 光ファイバーケーブルII S/2コネクター
SEA&SEA 光ファイバーケーブルII M/2コネクター
SEA&SEA 光ファイバーケーブルII L/2コネクター
※NAデュアルオプティカルケーブルINONおよびNAデュアルオプティカルケーブルS&Sは本システムのTTL調光に対応していません。
ストロボ切替スイッチの設定
使用ストロボによって、以下のとおりロータリースイッチを切り替えます。
切り替えには精密マイナスドライバーが必要です。
- 0 - マニュアル発光(プリ発光OFF)
1 - INON Z-240、 D-200、SEA&SEA YS-D1
2 - SEA&SEA YS-D3 DUO、YS-D130R
3 - SEA&SEA YS-D3MKII
4 - SEA&SEA YS-250,
5 - No Signal
6 - INON Z-330
7 - No Signal
8 - No Signal
9 - INON S-220
SEA&SEA YS-D3 DUO使用時の注意
・プリ発光キャンセル設定を「5.6」(モードC)に設定してください。
・光入力設定を「1」(モード10、工場出荷時のデフォルト)に設定してください。
・マニュアル発光の場合は、ストロボのマニュアルモードを「マニュアルモード2」(プリ発光なしのシングル発光)に設定してください。
仕様
| バッテリー | CR1632リチウム電池×2 |
| 発光 | TTLオート、マニュアル |
| 発光回数 | 約5000回 |
※取り付けはハウジングのお預かり作業となります。(工賃税込¥3,850)
※同時購入の場合、工賃は無料となります。
※ハウジングはご購入店経由で弊社へお送りください。経由できない場合は、弊社カスタマーサービスへお問合せください
※往復の送料は、お客様ご負担となります